西鉄甘木線

西鉄甘木線は宮ノ陣駅と甘木駅を結ぶ単線です。
JR甘木鉄道は基山駅と甘木駅を結んでいます。
西鉄久留米駅から甘木駅まで行き、JR甘木駅から小郡駅まで乗って、小郡駅から再び西鉄電車に乗れば西鉄久留米駅に戻ってきます。

西鉄甘木線を利用する人が少なくなっているというニュースを耳にしました。
以前は1日に1万5千人ほど利用していたのが、現在では9200人程度だそうです。

西鉄甘木線の乗客の4割減は厳しいものがあります。いずれは廃線になるかもしれません。でも、西鉄甘木線は廃線を回避するために、いろいろな努力がされています。
現在、電車は30分に1本の割合で通っていますが、電車のワンマン運行や駅の無人化等でそれを維持しています。
ラグビーの「五郎丸歩選手」の活躍が目覚ましかった頃は、この駅もちょっと注目されていたのですが・・・

西鉄久留米駅から甘木駅までは約50分。
単線なので途中の駅で時間調整があります。
3月の新酒のシーズンになると「くらの細道きっぷ」が発売されます。
西鉄久留米駅からは680円です。
この切符は、1日だけ「北野駅」「大城駅」「大堰駅」で自由に乗り降りができて、各駅の近くにある酒蔵で飲み比べができるというものです。

北野駅には、「山口酒造」と「千年の松」、大城駅には「山の壽」、大堰駅には「みいの寿」があり、最初の酒蔵で「おちょこ」を200円で購入すれば、各酒蔵で2杯ずつ試飲ができます。

甘木で昼食


甘木駅に到着。この日は真夏の炎天下で甘木の街を散策する気になれず、昼食だけ済ませて、JR甘木駅に向かいます。


昼食は西鉄甘木駅からJR甘木駅に向かう途中の「大番」という和食のお店です。


唐揚げ定食

JR甘木線

JR甘木駅は西鉄甘木駅からは5分です。ここで「小郡駅」までの切符を購入します。

終点の「基山駅」まで行って、乗り換えて「JR久留米駅」で降りるという手もありましたが、今回は1つ手前の「JR小郡駅」で降りました。「JR小郡駅」から「西鉄小郡駅」は歩いて2,3分。急行が来るのを待ちます。

「西鉄小郡駅」から「西鉄久留米駅」までは約10分。猛暑の1日でしたが、筑後平野をのんびり堪能できました。

 

 

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