健康のため毎日歩くことにしている。
楽しみながら歩きたいので、、なるべく通ったことのない道を見つけては、どんな小道であろうと選んでしまう。
最近、好んで歩きたいと思う方面は、自宅から1キロちょっと離れたところにある「競輪場」周辺だ。
小さな道がたくさんあって、中には私道かもしれない「行き止まり」になっている道もある。
「競輪場」へは、大きな道を行けば迷わずに行けるのだが、小さな道のほうがおもしろい。
奥に隠れて普通は見つからないところに「豪邸」があったりもする。
この写真は、その「競輪場」にあった橋で、「へえ~、御井町にもこんな橋があったんだあ。」と思いながら撮った写真だ。
この橋は「競輪場」の入り口にある「池」に架かっているもので、「陸軍橋」とあった。
御井町の「競輪場」は、もとは陸軍墓地だったところなのでその名前が付いたのであろう。
当然、多くの墓地が残っており、「動物の墓地」もある。
その他、大きな「灯籠」や「記念碑」、遠く離れたところからも参拝できるような「遥拝台(ようはいだい)」、「忠霊塔」もある。
「忠霊塔」の前は、現在「子供広場」がある。
戦時中の名残だ。
石橋正二郎氏が建設したとされる小さな「野外ステージ」も残っている。
「競輪場」の中を通っている車道沿いには桜の木が並んでおり、桜の季節はさぞかしきれいなことだろう。
ちょっとした「広場」もあったが、あまり人はいない。
一人だけ「棒切れ」を持って、ゴルフの素振りをしていたおじさんがいた。
「競輪場」の東側には「サイクルファミリーパーク」があって、広い園内をさまざまな「自転車」に乗って回ることができる。
自転車の中には、「どうやって乗るの?」と思うような「変な」自転車もあり、大人から子供まで楽しめる。
ここのサイクルコースも桜の木の下を進むので、桜の季節に家族と訪れるのが最高だ。
きっと「一生の想い出」となるに違いない。