「カタカナ」は、「外来語」を表記するのに使われていますが、「英語を学習する上では、障害になっている」と、あまり評判はよくないですよね。

「読み・書き」が中心だった以前の英語教育は、今やすっかり「聞く・話す」にウェートがかかっているようです。

確かに、「カタカナ英語」は「 listening 」や、「 speaking 」など「発音」がからむと、どうしても「負」のイメージが強いように思われます。

それに、「カタカナ英語」の中には「和製英語」という厄介な言葉があるので、「英語学習」には不向きなのかもしれません。

でも、私は「カタカナ英語」を英語の発音を意識して表記するものと定義していますので、「カタカナ英語」をぜひ「英語学習」に取り入れてもらいたいと思います。

「カタカナ英語」とは英語の発音を「カタカナ」にしたもの

英単語を覚えるのに便利な「カタカナ英語」

身の廻りにある「カタカナ英語」を探してみましょう。

ぜひ覚えておきたい「カタカナ英語」

ハウス、キッチン、ウィンドウ、ルーム、カーテン、ホワイト、ブルー、レッド、オレンジ、グレイ、ブラック、チケット、エンジニア、ドクター、シネマ、シアター、ゼロ、バッグ、コーヒー、アップル、クリスマス・ツリー、フラワー、ベイビー、ペンシル、ファミリー、ラジオ、ケーキ、カレー、バナナ、バター、トラブル、トラベル、ボトル、チョコレート、ハート、クラブ、スペード、デスク、チェア、ドア、スクール、ホスピタル、バス、タクシー、ゲーム、シューズ、キャップ、キャット、ドッグ、バットマン、スパイダー・マン、アイアン・マン、ニュース、

まだまだたくさんありますが、この辺で・・・

単語だけなら、今の時代、いくらでも覚えられるようになっています。

 

私も小さい頃、「プロレス」や「野球」を見ながら・・・

私の子供の頃は、テレビの出始めで、見る番組は「プロレス」とか「野球」が主でした。

それでも結構役に立つ英単語を覚えることができましたよ。

ヘッド・ロック、ニー・ドロップ、フォー・シザーズ、エルボー・ドロップ、スピニング・トー・ホールド、カラテ・チョップ、アトミック・ドロップ、ファースト、セカンド、サード、レフト、ライト、センター、ピッチャー、キャッチャー、バット、グラブ、ダッグアウト、ヒットエンドラン、アウト、ボール、ストライク

実際の英語の発音とはかけ離れていますが、単語自体は覚えて「損」はなかったですよ。

知っていましたか?

野球の審判が、「ストライク!」「ボール!」「バッター、アウト!」と叫んでいますが、

● ストライク
いい珠を見逃したバッターに向かって、「ストライク(打て!)」と言っています。

● ボール

バッターが打てないような珠を投げたので、キャッチャーに向かって、「早くボールをピッチャーにもどせ!」と言っています。

● アウト
三振をしたバッターに向かって、「早くボックスからアウト(出ていけ!)」と言っているのだそうです。

 

企業では、

「アジャイル」「コンセンサス」「タスク」「ドラスティック」「クライアント」「デッドライン」「オミット」「イノベーション」「リスク・マネージメント」「アセスメント」「トレードオフ」「ゼロベース」

これはほんの1部ですが、大企業ではこういう「カタカナ」が日常的に飛び交っているらしいですよ。
(ここまでくれば、もう「英語」で話したほうがいいような気がします。)

 

英語学習に「弊害」となる「外来語」もたくさんあるので気をつけましょう

アフターサービス、、カメラマン、ホッチキス、マニキュア、フリーター、ビニール(袋)、トイレ、タレント、アンケート、OL、カンニング、サンダル、ジャージ、ズボン、ハンドル、ベランダ、サラリーマン、スキンシップ、コインランドリー、コーディネート、コンセント、パトカー、シール、シュークリーム、オートバイ 等

これらはすべて、英語ではありません

日本人は「短縮」してしまうのが好きだから、もっと厄介です

英語を「カタカナ」にして、なおかつ「短縮」してしまうのはどうかと思います。「アポを取る」「ディスる」「オペ」「コンビニ」「パソコン」「NG」「アクセル」「アパート」「インテリ」インフレ」「エアコン」「デパート」、「カーナビ」、「リストラ」 等、ほかにもたくさんあります。

省略しない形は、立派な「英語」なのですが・・・

最後に

「バイク」が自転車だって聞いたときはちょっとビックリしました。

tomato が「トメイトウ」、potato が「ポテイトウ」と発音することにも、最初はビックリでしたが、
次第にその発音にも慣れてきた頃、
イギリス人は、 tomato を「トマートウ」と発音するんだと聞いたときは二度ビックリしました。

restaurant のつづりは「レスタウラント」と覚えませんでしたか?

orange は 「オランゲ」、beautiful は「ベアウティフル」とか・・・

「カタカナ英語」はこんな使い方もできました。

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