「私は趣味で宅録をしている」。
「宅録」といっても、専門的な「多重録音」や「エフェクト」を駆使した大掛かりなものではなく、「ソフト」任せの比較的簡単なやつだ。
でも、「曲」と「ボーカル」だけは「オリジナル」という「こだわり」がある。
それに、「詩」ははずせない。その曲に合った「詩」というか、「メッセージ」は音楽の大切な要素だと思っている。
数年前に、「Little Eyes Upon You」という「詩」にめぐりあえて、とても気に入ったので、早速、この詩に「メロディ」をつけた。
言葉数も曲に乗りやすく、きちんと「韻」も踏んでいたので、曲はあっという間にできた。
「メロディ」ができたら、今度はその詩を同じメロディで「日本語」に訳してみようと思い、悪戦苦闘の末、なんとか「完成」した。
問題はこれからである。頭の中の「イメージ」をもとに、「宅録」を始めた訳だが、どうしても「イメージ」通りに表現できない。
「アレンジ」を変えながら、もう何回「宅録」したことだろう。
どれも気に入らない。
「宅録」はこの曲以外にも、たくさん行ってきたけど、だいたいのところで「妥協」して、なんとか「完成」までにこぎつけている。
でも、この曲だけは未だ「完成」していない。
いつの間にか、この「曲」を完成させることが自分にとっての「ライフワーク」だと思うようになった。
途中経過として、一番最近「宅録」したものをアップしておこうと思う。
「プレーヤー」は「YouTube」の音源を使ってみた。
原詩:不詳
There are little eyes upon you
and they're watching night and day
There are little ears that quickly
take in every word you say
There are little hands all eager
to do anything you do
And a little boy who' dreaming
of the day he'll be like you
You're the little fellow's idol
you're the wisest of the wise
In his little mind about you
no suspicions ever rise
He believes in you devoutly
holds all you say and do
He will say and do, in your way
when he's grown up like you
There's a wide-eyed little fellow
who believes you're always right
and his eyes are always opened
and he watches day and night
You are setting an example
every day in all you do
mmm mmm
to grow up like you
「日本語」に訳詞したものがこれ。
小さな瞳
小さな瞳が 君を見ている
小さな耳が 声を聞いてる
小さな両手が 君を真似てる
君の全てを 夢に見ている
君こそアイドル 君が一番
心も体も 君のことだけ
疑いもせずに 君を信じて
全てを信じて 受け入れている
君の正しさを いつも信じて
大きく眼を開き 君を見つめる
君の行いは 彼の道しるべ
信じて信じて 歩き続ける
これから先、何度も「宅録」していこうと思っている。
この曲が「完成」するまで。