私は不器用で、何かを「完成」させるまでに、とてつもなく「時間」を使います。
「ああでもない、こうでもない」と遠回りばかりしています。
だから、「ペンネーム」も「Dacoda」です。
「ああだこうだ」から頂きました。
ある日、新聞で「うっかりミスばかりする人」の記事を読みました。
手際が悪く、要領を覚えるのも時間がかかるそうです。
「ああ、自分もそうだな。」と、思いました。
ゴルフ・スウィングも、「脇を閉めなさい」とか、「腕を外側に向けなさい」とか、「左右に壁を作りなさい」とか言われても、「だから、そうするんだ!」と気づくまでに、やたらと時間がかかるのです。
何かをし終えた後に、「見直し」をする。
これが「解決法」です。
案外、単純なことだったので、拍子抜けしました。
でも、考えてみると、「見直し」という作業は、何事においてもとても重要なことだと思います。
私も「ブログ」を書いていますが、書き終わるとすぐに「公開」ボタンを押して「終わったあ!」と安心してしまいます。
でも、これではいけないと気付かされました。
終わってからの「見直し」に力をいれれば、「誤字脱字」にも気づくし、「言い回し」の違和感も分かります。
もっと「いい表現」もあるかもしれません。
私の、「ああだこうだ」癖も、少し考えてから取り組めば直るのかもしれません。
英語で「 stop to think 」といいます。
「ちょっと立ち止まって、考える」ということです。
スーパーにその日の「買い出し」に行って、賞味期限が迫った「割引シール」が貼ってあれば、立ち止まって、考える。そうすれば、きっと、迷うことなく買うと思います。
(誰もが避けていたら、それは「捨てられる」運命です)
ガソリンスタンドで「静電気除去シート」を見れば、立ち止まって、考える。
車の給油キャップを開けた後に静電気除去シートに触れるのではなく、
まず最初に、「静電気除去シート」に触れてから、車のキャップを開けると思います。
その他、「マスクを正しく使って、感染を予防しましょう」と書かれてあったら、そこで「 stop to think 」。
「考える」ためには「考えない」じかんが必要です。
私は毎朝、朝食を食べて、二階の自分の部屋に上がるとき、「コーヒー」を持っていきます。
いつもなら、椅子に腰掛けて、テレビを付けて、その日の「番組」を見て、「これと、これと、これ」というふうに「録画」を予約して、以前「録画」したものを古いものから順に見ることにしています。
この時間を「何も考えない」時間に変えようかと思います。
「コーヒー」を飲みながら、「癒やし」の音楽を流し、「何も考えない」ゆったりとした「時間」にしたいものです。