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母は、「パッチワーク」をしています。
針に糸を通すのは、なにか小さな「糸通し」みたいな道具があって、何の心配もありませんが、やはり「目」を使う細かい手仕事です。
お弟子さんみたいなお友達が3人ほど毎週水曜日に集まって、「パッチワーク」をしています。
みなさん、結構な「お歳」です。
「パッチワーク」が終わると、時々「針」が畳の上に落ちていることがあります。
それくらい、細かい作業なのでしょう。
2時間ほど「パッチワーク」をしたら、みんなで「コーヒー」と「お茶菓子」の時間です。
それが一番の楽しみであるかのように、いつも「ワイワイ」やっています。
その後、1時間ほど「パッチワーク」に戻って、「So much for today(今日はここまで)」
母は定期的に「眼科」に通っています。
「白内障」が進んでいるらしく、先生から「手術」を勧められたそうです。
母は「血圧」が高く、「内科」にもかかっています。
「手術」には「内科の先生の許可」が必要ということで、もう少し、先のことです。
私も50代で「白内障」の手術をしましたが、そのときは「医療費」が3割負担で、片方の目が「4万5千円」だったので、両目で「9万円」でした。
母は、医療費が1割負担なので、片目が「1万5千円」、両目で「3万円」で済みます。
医療費の3割と1割とでは、こんなに違うものですね。
眼科の先生が言うには、
「白内障の手術は年取ってからでは難しくなるから、今のうちがいいでしょう」
母は今、90歳です。
「もう充分、年を取っている!」と一瞬思いましたが、
言葉にするのは止めました。
母には、もっと歳を取ってもらいたいからです。
母は、「買い物」に行くのが楽しみで、いつも車で母に同行し、「ショッピング・センター」に行きます。
母は、「ショッピング・カート」を押しながら、あちこち歩き周り、必要なものを「カート」に入れて行きます。
「ちょこちょこ」動き廻るのがとても「かわいい」と思っています。