昔々、「ドリフ」のコントに「もしも○○なお店があったら」とか、「もしもこんな○○がいたら」みたいなのがあったのを覚えていますか?

私は不謹慎なのか、今でも時々「YouTube」で見ていて、ゲラゲラ笑っています。

でも、ドリフのコントが面白いということは、裏を返すと、そのコントが実際にはありえないからということではないでしょうか。

日常的にどこにでもあるようなことをコントにしてもちっとも面白くないですよね。

考えてみると、日本の社会は大部分が真面目に機能しています。

いや、日本の社会は100%真面目さで動いていると言ってもいいかもしれません。

 

バスや電車、船、飛行機等、公共の乗り物はほとんど時間通りに発着します。

バスは都会になればなる程、交通渋滞のため多少の遅れがでるものの、本数のすくない田舎ではほぼ正確に時間を守っています。

各バス停で時間調整しているのです。

 

公共の施設や病院、その他デパート、スーパー、コンビニ、各お店もとても真面目に機能しています。

もし、ふざけたものがあれば、たちどころに潰れてしまうでしょうから、みんな一生懸命です。

新聞、雑誌、書物に誤字・脱字はありません。厳しく校正する人がいるからです。

社会は100%真面目さで動いているのです。ちっとも不真面目ではありません。

真面目さを阻害するものは徹底的に社会から排除されます。

業者から賄賂を受け取る、教師が「セクハラ」をする、食品製造過程で異物が混入する、安全を求められる製品に不備が見つかる、等。

人間のすることだからといって、多少のことに目をつぶることも決してありません。

古い製造年月日の「ストーブ」を回収しているという記事を今でも見受けることがあります。

何か事が起こったときの「賠償」とかも視野に入れてのことだろうとは思いますが、それも「真面目さ」に他なりません。

 

ところが最近、真面目なのか不真面目なのかわからない社会があるようです。

ネット上の社会です

いろいろな情報があり、とても便利そうに見えますが、なんの「校正」もせず、「裏を取る」こともしないで無責任な記事が増えました。
(実はこの記事もそうなんですが・・・)

でも、社会の真面目さに逆らうよう記事ではないので、許してくださいね。

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