「roots and shoots」というネーミングが気に入ったので紹介します。
「あなた自身から始めなさい。」というのはボランティア精神の根幹となる言葉です。
「世界を良くしようと思えば、まず、身近にいる家族に対して、あなた自身から行動を起こさなければなりません。」と、マザー・テレサも言っています。
ボランティアというのはあまり大げさに考えすぎてはいけません。
ちょっとした、何気ない「自発的な行動」の積み重ねこそ「ボランティア」なのです。
「ジェーン・グドール博士」の提案。一人、一人の心がけから始まり、行く行くは何千万人の心がけで、世界を住みよいところにしようという運動。
「roots」とは「根っこ」のことです。
根っこは「水」を求めるためには、どんな堅い石でも突き抜けていきます。
「shoots」とは「新芽」のことです。
新芽も太陽の日差しを求めて、どんな固い壁でも突き抜けます。
そんな意味を込めて、「roots and shoots」と名付けたそうです。
いいネーミングだとは思いませんか。
「roots and shoots」には、次の3つの「選択肢」があるそうです。
環境・・・こまめに電気を消す、リサイクル、等
動物・・・象牙製品を買わない、等
地域・・・家のまわりの公園や道路をきれいにする、木や草花を育てる、等
「roots and shoots」には「こうしなくてはならない」というルールはありません。
何の制約もなく、学校の「愛好会」のようなものです。
団体として、海岸のゴミ拾い・チャリティーコンサートの開催・動物の観察といった「活動」はあるそうですが、
一人一人が、この世界をより良くしたいと気持ちで行動することが、一番大切なことなのだそうです。
世界中には、いろいろな「ボランティア団体」、「環境団体」がありますが、この「roots and shoots」の「存在」を知って、私は「激励」のようなものを頂きました。
私も、「私にできる身近な何か」をしたいと思います。