通販、英語でいうと online-shopping、24時間いつでも店に行かずに買い物ができる。

便利といえば、便利。

しかし、全国の消費生活センターに寄せられた「ネット通販」に関する相談件数が増大しているようです。

新聞には、毎日のように「通販」の広告が載せられています。

「初回に限り、○○円」と半値以下で購入できたりします。

あわてて、注文するとそのまま「定期購入」の契約になっていたり、苦情は絶えません。

「返品可能」と表示してあっても、「返品」するのが面倒で、我慢している人も多いと聞きます。

 

訪問販売や電話勧誘販売などは、申込みや契約をした後、一定期間無条件で一方的に契約を解除することができる「クーリング・オフ制度」というのがありますが、「通販」にはこの制度がありません

だから、新聞の広告やネットの画面を見て申込む通信販売は、事前に、返品できるかどうか、解約の条件はどうなっているのか、確実に事業者と連絡が取れるのかどうか等、じっくり考えてから購入を決める必要があります。

 

私もよく、「Amazon」で送品を購入しますが、いまのところこれといった「不満」はありません。

「服」とか「靴」とか「サイズ」が気になるものは買わないようにしているからかもしれませんが。

単に「S/M/L」だけでは絶対にフィットしないと思うので、購入をためらっています。

良心的な「通販」だと、ネットショップの商品ページに、「身丈、身幅、袖丈」などの「実寸サイズ」を記載することがありますが、それでも、着用してみると 「しっくりこない」こともあります。

その場合に備えて、サイズの違う商品を送って、「自分に合った」商品を残して、あとを送り返すことができるようなシステムもあるようですね。

これなら安心かもしれません。

 

「Amazon」で注文した「服」なども「返品可能」ですが、いくつか「注意」が必要です。

試着は、必ず室内で行い、外装、梱包を丁寧にほどき、商品タグを外さずに、付属品、内紙、成型材等、送られてきたものを全部、保存しておかなければなりません。

なるべく、送られてきた状態に戻して、「返品」すれば、「無料」で「交換」なり、「返品」が可能だそうです。

これから増々、「通販」が当たり前になってくるかと思いますので、気をつけたいものです。

Twitterでフォローしよう