どんな時も、「相手の身になって考える」ことほど大切なことはありません。

「おしゃべり」が好きな人や、「自分」のことしか頭にない人は、「相手の身になって考える」余裕はないでしょう。

そんな人と話していると、とても疲れるし、話を続けるのが「苦痛」になったりします。

 

「自分」のことしか頭になくて、なおかつ「おしゃべり」な人は、

平気で自分以外の人の「悪口」を言ったり、

自分と意見が違ったりすると、「そうは思わない」と相手を否定する。

こんな話し方をされると、少しくらいならいいとして、何度も繰り返されると、たまったもんじゃないですよね。

「会話」というのは、よく「ピンポン」に例えられます。

「勝つ」ことが目的ではなく、いつまでも「ラリー」が続くように、お互い「努力」すること。

相手がゆるい珠を打ってきたからといって、「勝とう」と「スマッシュ」してはいけません。

「ゆるい珠」には「ゆるい珠」で、相手が返しやすい珠を打つのがコツです。

 

友達同士だと、親しみからか、つい攻撃的な言葉が出たり、

相手から「親切」にされても、「そんなことしてくれなくてもいいのに」とか言って、相手を「ガッカリ」させたり、

「相談」されているのに、相手の心配事を和らげようと、大声で笑ったり、

相手のことを考えずに、つい「言葉に出す」ことって、よくあります。

悩み事の大半は「解決策」を求めているのではなく、ただ「聞いてもらいたい」だけなので、余計な「アドバイス」は不要です。

 

「相手の身になって考える」ようにすると、「マイナス思考ではだめだ」ということに気づきます。

相手から褒められたとき、「そんなことないよ」と言うより、「えっ、ありがとう」と言ったほうが「プラス思考」です。

相手が話しているとき、相手の目も見ないで、別のことをしたり、落ち着きなく体を動かすのもどうかと思います。

「話しがうまい人」というのは言葉を上手に使える人、という意味ではなく、相手の話を聞いている時の「表情」や「相づち」、自分が話している時の「ジェスチャー」が上手な人のことではないでしょうか。

「会話」はおしゃべりではありません。

相手に対する「気遣い」です。

昔から、言い古された言葉ですが、

「さしすせそ」の精神が肝要です。

 

さ・・・さすがですね
し・・・知らなかった
す・・・すごーい
せ・・・センスいいですね
そ・・・そうなんですかね!

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